【俗説?】「立山ブロック」の真偽について考える (富山~高山)
2018年 02月 17日
私を含めてですが、結構多くの富山県民は「立山連峰のお陰で災害から随分守られてるなぁ」と思っております。
台風の季節、予想進路が中部直撃だったとしても
「どーせ、雨や風が強いのは愛知か静岡あたりでしょ?」
「立山連峰が壁になって守ってくれるから大丈夫」と
全然警戒することはありません。
ただ、これは台風に限ってのお話・・・
①「フェーン現象」
原理は詳しく覚えていませんが、太平洋側から暑っちぃ風が立山連峰を越えてくると、
”スーパーくそ暑い風”にバージョンアップして富山平野に吹き抜ける現象。
富山でも37°とかなることあるんですよ。
「山越える時に6℃下がって、山から降りる時に10℃あげてくるなよ!」
という原理です。
②「逆立山ブロック」
台風の風は止めてくれる立山連峰ですが、シベリアからのクソ寒い風もブロックして
しまうものですから冬は大変。日本海を越えてきたシベリア寒気団は立山連峰にぶち当たり、
「この辺でいいっかなぁ・・・?」
と思ったシベリアさん、富山平野に雪という爆弾を投下していきます。
シベリアさんはそのまま「ま、東京見物でも・・・・」となるのですが、
爆弾は富山で落としちゃったので、東京では「からっ風」だけをおみまいしていくようです。
豪雪感のない写真ですが、今朝も結構積もっております。
本和堂本社前の景色AM5:00、これから飛騨高山に向かいます。
もちろん「あの人」も憑いてきます・・・
あ、ご同行いただきます。
推定「富山の積雪の半分」という感じの飛騨高山に到着。
今回は上三之町など古い町並みはスルーし、「飛騨の里」という施設を訪れます。
高山市の高台に位置する飛騨の里さん、ここは雪が多めで迫力があります。
こちらでは冬の定番となった「トトロさま」がお出迎え・・・版権大丈夫か?
敷地内には合掌造りの建物などが保存されています。
こちらを訪れた理由はこの建物ではなく或る人に逢うため・・・
飛騨の伝統工芸「有道杓子」の職人さん・・・
吹き晒しで冷たい部屋の中で、一日中杓子を彫っておられるお爺ちゃんです。
「杓子定規」という言葉がありますが、こちらで作っておられる杓子は十人十色・・・
一つ一つがオンリーワンの輝きを放っています。
この村に移築されてきた合掌造りですが、茅葺屋根のメンテナンスは若干残念な状態・・・
冬を乗り切るにはもっとふっくらと萱を葺かないと、お蚕さんが死んでしまいます。
飛騨の里の向かいにある「おもいで体験館」に寄って、塩せんべいを焼いてみました。
せんべいが下に曲がってきたら、下向きに炙ります・・・
すると、せんべいの歪みがもとに戻って楽しい・・・
最後に焼きムラをなくすように炙って出来上がり・・・
10枚焼いて600円。これは楽しいし、お土産にも良いですね~
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台風の季節、予想進路が中部直撃だったとしても
「どーせ、雨や風が強いのは愛知か静岡あたりでしょ?」
「立山連峰が壁になって守ってくれるから大丈夫」と
全然警戒することはありません。
ただ、これは台風に限ってのお話・・・
①「フェーン現象」
原理は詳しく覚えていませんが、太平洋側から暑っちぃ風が立山連峰を越えてくると、
”スーパーくそ暑い風”にバージョンアップして富山平野に吹き抜ける現象。
富山でも37°とかなることあるんですよ。
「山越える時に6℃下がって、山から降りる時に10℃あげてくるなよ!」
という原理です。
台風の風は止めてくれる立山連峰ですが、シベリアからのクソ寒い風もブロックして
しまうものですから冬は大変。日本海を越えてきたシベリア寒気団は立山連峰にぶち当たり、
「この辺でいいっかなぁ・・・?」
と思ったシベリアさん、富山平野に雪という爆弾を投下していきます。
シベリアさんはそのまま「ま、東京見物でも・・・・」となるのですが、
爆弾は富山で落としちゃったので、東京では「からっ風」だけをおみまいしていくようです。
本和堂本社前の景色AM5:00、これから飛騨高山に向かいます。
もちろん「あの人」も憑いてきます・・・
あ、ご同行いただきます。
今回は上三之町など古い町並みはスルーし、「飛騨の里」という施設を訪れます。
こちらでは冬の定番となった「トトロさま」がお出迎え・・・版権大丈夫か?
こちらを訪れた理由はこの建物ではなく或る人に逢うため・・・
吹き晒しで冷たい部屋の中で、一日中杓子を彫っておられるお爺ちゃんです。
一つ一つがオンリーワンの輝きを放っています。
冬を乗り切るにはもっとふっくらと萱を葺かないと、お蚕さんが死んでしまいます。
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by honwa-do
| 2018-02-17 02:13
| 北陸