いつもご贔屓ありがとうございます。「何でも揃う!」がコンセプトの本和堂でございます。いろいろ楽しい写真を展示して参りますので、末永くお取引願います。


by 本和堂
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故郷でお盆を過ごせなかった人達へ

せっかくのお盆、皆さんは故郷でゆっくり出来ましたか?
幸せなことに私には愛すべき故郷があり、愛すべき景色があります。

ちょっと残念なお盆を過ごされた皆さんへ、本和堂よりささやかな夏の贈り物です。
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富山県上市町白竜橋下流で行われる花火大会には、多くの人達が集まります。
花火を見るため、そしてご先祖さまの御霊をお迎えするために・・・
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日が暮れる頃、上市川の河川敷にいくつも設置された「におとんぼ」なる竹の櫓に火が点けられます。
そして付近の住民は次々に河原に詰めかけます。手には「お招霊棒」と呼ばれる藁と木くずが詰められた棒を持って。
そして上市町でも有数のお寺「眼目山立山寺」のご住職の読経が一帯に流れ、周囲は厳粛な空気に包まれます。
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家族揃って招霊棒を回します。
「おしょうらいこ~! おしょうらいこ!」「私たちは元気だよ、ご先祖様ぁ~見えますか?」
口々にご先祖様の御霊に語りかけます。

この風習は浄土真宗が多い北陸で盛んだったものですが、これほどの規模で残っている所は殆ど無いようです。
大切にしていかなければいけない行事です。
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付近を昼間のように明るくした「におとんぼ」の光が徐々に弱くなっていきます・・・
ご先祖の御霊は無事に帰り着く事が出来たのでしょうか・・・
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「ひゅ~~~、ドーン!」
すっかり暗くなった河原に花火が上がります。
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人口2万人足らずの小さな町の行事ゆえ、花火は決して豪華ではありません・・・
それでもこの町の大切な行事を守ろうとする町衆のチカラでこの花火は上がります。
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今年は例年より花火が大きく、演出も見事だったので白竜橋の上の観客から大きな拍手が上がります。
「綺麗だったねぇ」「今年は凄かった」、小さな町の住民たちは口々に感想を述べ合っています。
そして「来年の今日も・・・」と、無言の約束をしているようでした。
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クラシックな窓から見る故郷の町の景色・・・
大切にしていきたい景色ですね。
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by honwa-do | 2016-08-23 23:55 | 北陸 | Comments(0)