【インスタ映え】極楽を目指す女たち(後)
2017年 10月 07日
お待たせしました。
それでは”インスタ映えする”と評判の奇祭、「布橋灌頂会」(ぬのばしかんじょうえ)の画像をお送りします。
カメラマンや観光客の列のなか、神事の正装をした中学生がトコトコ歩いていきました。
申し開けないけど「馬子にも衣装」的な着こなし・・・
このお祭りは立山町芦峅寺地区の皆さんのボランティアにより支えられているので、まさに
「初めて着せられたわぁ」という感じなのです。ご苦労様。
「ぴゃ~ら~~~、ぷ~~~~♪」
雅楽なのかなんなのか、雅楽のような音楽がスピーカーから聞こえてきました。
そして神主さまが・・・・
あれ?神主さまじゃなくて坊さんじゃん??
失礼しました。立山信仰のお祭りなのでてっきり「雄山神社」の神主様登場かと思ったのですが、
現世からあの世に引導を渡すのはお坊さんの役目でした。
お坊さんは、その滑らかな頭皮を日傘(天蓋というのだろうか)で守られながら、静々と橋を渡って
いきます。そういえば「崖の上のポニョ」でポニョのお母さんもこんな感じの天蓋従えてましたねぇ。
列の先頭は案の定「若くて綺麗(そうな)女性」でした。
当日、この列には22歳から89歳まで110人の女性が参加されたようで、
よく見ると左側2列めの女性・・・結構な年齢の方に見えます。
89歳になってもこのような行事に参加されるとは、無駄・・・いえいえ、元気な89歳でございます。
この橋の向こうは極楽浄土・・・
しかし皮肉なことに実際には墓地が広がっています。
女性たちはうば堂で目隠しを撮ることを許され、生まれ変わった姿でこの橋を戻っていきます。
うば堂から立山に続く道、
立山杉の並木はこの先、20キロ以上先の弥陀ヶ原の手前まで続いています。
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申し開けないけど「馬子にも衣装」的な着こなし・・・
このお祭りは立山町芦峅寺地区の皆さんのボランティアにより支えられているので、まさに
「初めて着せられたわぁ」という感じなのです。ご苦労様。
雅楽なのかなんなのか、雅楽のような音楽がスピーカーから聞こえてきました。
そして神主さまが・・・・
あれ?神主さまじゃなくて坊さんじゃん??
失礼しました。立山信仰のお祭りなのでてっきり「雄山神社」の神主様登場かと思ったのですが、
現世からあの世に引導を渡すのはお坊さんの役目でした。
お坊さんは、その滑らかな頭皮を日傘(天蓋というのだろうか)で守られながら、静々と橋を渡って
いきます。そういえば「崖の上のポニョ」でポニョのお母さんもこんな感じの天蓋従えてましたねぇ。
当日、この列には22歳から89歳まで110人の女性が参加されたようで、
よく見ると左側2列めの女性・・・結構な年齢の方に見えます。
89歳になってもこのような行事に参加されるとは、無駄・・・いえいえ、元気な89歳でございます。
しかし皮肉なことに実際には墓地が広がっています。
女性たちはうば堂で目隠しを撮ることを許され、生まれ変わった姿でこの橋を戻っていきます。
立山杉の並木はこの先、20キロ以上先の弥陀ヶ原の手前まで続いています。
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by honwa-do
| 2017-10-07 21:42
| 日本の祭り